適応障害で休職したことの報告 vol.4
こんにちは、紫音(しおん)です。
両親への報告を終えて、少し時間が経ってから妹へ報告しました。
それぞれが独立して生活をしていて中々会う時間もなく、
会えた時に直接話そうと思っていて、わざわざ連絡はしませんでした。
妹にも両親へと同じ内容を話したところ、
「頑張りすぎちゃったのね・・・」と寄り添う言葉があり、
スーパー元気な両親よりも理解があるかなと感じたのを覚えています。
両親と異なったのは第一声だけでなく、その後たくさん質問攻めされました。
どうやら一緒に働いている後輩が、
傍目から見ても明らかに病院に行った方がいいとわかるような状況なのに、
ボロボロになりながら毎日働いている姿を見て、心配していたそうです。
どうして行こうと思ったのか、どういう段階で病院に行ったのか、
いつから気づいていたのか、どうやって病院を調べたのか等々。
精神科・心療内科の分野は、目に見えない分、判断が難しく、
人によって理解の度合いも様々でしょうから他者に相談しにくい気持ちもわかりますし、
何より、辛い時に辛いと言えない人ほど、なりやすいのかなとも思います。
私は患者の1人であって医師ではなく、症状には個人差があるので、
ここに判断基準を書けませんが、1つだけ言えることがあります。
私が適応障害で休職してから知った考え方の1つ、
「医療において他者と比べることは無意味である」という捉え方です。
主治医が教えてくれた言葉ですが、
目の前の患者が苦しんだり痛がっていれば、
同じ病名の他の患者の痛みや苦しみとは関係なく、
目の前の患者に最適な処置を施すのが医療であると。
つまり、苦しさや辛さ、痛みといったものは、主観でいいんですね。
「私は痛い。苦しい。辛い。悲しい。寂しい。」
誰が何と言おうと関係なく、自分はそう思う。
シンプルに自分軸で、専門家に助けを求められたらいいのかなと思っています。
次へ続きます。