every cloud has a silver lining

病気でキャリアを挫折した30代女子が人生再起動中

適応障害で休職したことの報告 vol.9

 

こんにちは、紫音(しおん)です。

 

前回のお話はこちらから。

 

 self-journal.hatenablog.com

 

 

 

 

映像制作プロジェクトに参加すると言ってしまったものの、

不安を抱えながら過ごしていたある時、先生から個人的に1通の連絡が入ります。

 

 

 

 

何と、プロジェクト内選抜メンバーへのお誘いでした・・・!

 

 

 

 

元々この映像制作は、各ジャンルの曲を、

プロのダンサーやインストラクター、選抜メンバーといったメインの皆さんが踊り、

最後にメインメンバー+エキストラの私たちを含めた全員で踊る構成で、

約10曲からなる豪華な仕上がりです。

選抜メンバーの皆さんは先輩たちばかりですが、急遽演目を増やすこととなり、

エキストラメンバーの中から5人だけ特別に選ばれたとのこと・・・!

 

 

 

 

普段なら素直に喜べたでしょう。

とても光栄ですし、せっかく頂いた貴重な機会、ぜひ挑戦させて頂きたい。

体調不良を隠している状態で断る理由がないのも正直なところ。

不安はありますし、足を引っ張ってしまう可能性もあり、即答とはいきません。

主治医に相談した所、意外な一言が。

 

 

 

 

「いつでも辞退できる逃げ道を作っておいて下さい」

 

 

 

 

引き受けた以上は責任を持ってプロジェクトを全うするべく、

今の私にできるかどうかの判断をしてもらいたかったのですが、

主治医は、

「やりたいのであれば引き受ければ良いし、

 できないと思ったらすぐに辞めればいい。そのくらいの気持ちでいて下さい。」と。

 

 

 

 

これは私にとって衝撃で、そんなに無責任で良いのだろうかと思いました。

主治医から見ると、治療の観点ではあくまで体力作りの一環であり、

たまたま趣味がダンスで、楽しく続けられるのであれば継続して良く、

ストレスになるのであれば、他の運動手段に変えれば良いだけの話。

自分の気持ちを大切に、自分軸で判断することをここでも学ぶことになりました。

 

 

 

 

次へ続きます。

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