適応障害と血液検査 vol.5
こんにちは、紫音(しおん)です。
前回のお話はこちらから。
いよいよ心療内科での血液検査の結果を見せると、先生の顔色が一気に変わりました。
先生:甲状腺の数値、結構低いよね。
私 :そうなんです。前に内科で診てもらった時からそうで。
先生:それいつの話?
私 :もう随分昔ですね。5年以上は前だと思います。
先生:その後何も治療していないの?
私 :確かその時は、妊娠したくなったらまた来てね、って言われました。
先生:・・・それどこの病院で言われたの?
私 :あ、いや、○○病院ですけど・・・
先生:○○病院が何を基準にしているのか知らないけど、
婦人科としては放っておけません!詳細な検査をしてからの判断よ!
「妊娠したくなったら」という言葉に反応されたのでしょう。
勝手なこと言わないでと言わんばかりに語気が強くなる先生。
女性の身体をなんだと思ってるのよ!とぷんぷんしながら数字と睨めっこしつつ、
この血液検査が心療内科の分野に関連する検査であること、
内分泌科で女性の身体に必要な情報を得る詳細な検査をした方が良いこと、
まずは健康な身体があっての妊娠であると説明して頂きました。
更に、同じクリニック内に甲状腺治療を行える内分泌科があるとのことで、
その先生をご紹介頂き、行ってみることにしました。
仮に内分泌科にも通うことになった場合、
婦人科と一緒に通院できた方が利便性も高く、クリニック内で情報共有できるため、
総合的な治療が受けられるかなと思ったからです。
帰りに内分泌科の予約を取り、婦人科での定期通院を終えました。
次へ続きます。