適応障害と服薬治療 vol.7
こんにちは、紫音(しおん)です。
前回のお話はこちらから。
睡眠障害の治療が始まって2ヶ月弱、服薬治療を始めて4ヶ月目、
1番最初からお世話になっていたレクサプロを増量しました。
(レクサプロに関する記事はこちらから)
10mg→15mgへの変更です。
この数ヶ月で主治医が想定した回復曲線を描いていないことから、
もう少し増やすことで心の負担が軽くなるのではという提案でした。
当時は既に甲状腺機能低下症と鉄欠乏性貧血の治療も始まっており、
こちらの治療のための薬も服用していたため、
こんなに飲んでしまって私は大丈夫なんだろうか、
これだけ飲まなきゃいけない私は一体どうなっちゃっているんだろうか、などと
余計な考えや不安を頭の中でぐるぐると巡らせて、
更に薬が増えることに大きな抵抗感がありました。
主治医にこのモヤモヤや不安を吐露すると、
「治療に必要な薬しか出していません。」
「1日20mgまで服用可能なので、まだ最大値ではありません。」
「今はしっかり休んで治す時期だと思ってください。」
と返答がありました。
更に、
「まだ本当の意味で自分が病気であることを受け入れられていない」
と指摘されます。
そう、例えばわかりやすく目に見える傷だったとして、
中々治らなかったら薬を変えたり増やしたりすることは当然のこと。
それができないのは、私自身がこの適応障害という病を受け入れて
腹を括って治療ができていないということなのです。
この事実に凄くショックを受けましたが、主治医の鋭い指摘は図星で、
しゅんとなりながら、レクサプロを増量することになりました。
次へ続きます。