適応障害と服薬治療 vol.6
こんにちは、紫音(しおん)です。
前回のお話はこちらから。
体重が勢いよく増加しながらも少しずつ元気になってきているように見え、
服薬から2ヶ月が経つ頃には、気持ちばかりが先走るようになりました。
まだ体力が戻ってきていないのに、変にやる気だけがある状態です。
と言ってもできることは少ないので、やたらと掃除をして疲れてしまい、
でもやらずにはいられない、気持ちが興奮して夜眠れず、
眠るために何かしたいといった状況でした。
この状況を主治医に報告にすると、エビリファイが強く効いているとのことで、
体力が気持ちの上がり具合に追いついておらず、
いわばエンジンを蒸しすぎている状態とのことで、
エビリファイを一時中断し、まずは睡眠障害を改善することになりました。
治療の流れとしては、以下のようなイメージでした。
1.ストレスから離れて療養する(休職)
2.ストレスがゼロの状態を安定させる(脳を使わずぼーっと過ごす)
3.夜しっかり眠れるようになる(睡眠障害の改善)
4.徐々にやる気を出して体力をつける(運動)
5.体力がついたら脳の機能を取り戻す(思考・読書など)
エビリファイを服用して1ヶ月(最初の受診から2ヶ月)経ったこの段階では、
もう4まで進んでいたと思っていたのですが、
この時はまだ主治医も私も気づいていなかったストレスが心の中に隠れており、
実際にはまだ2の段階が必要だったことが後になってわかります。
デエビゴとレンドルミンを両方服用することになりました。
(2つのお薬についてはこちらをご参照ください)
次へ続きます。