適応障害と診断されるまで vol.2
こんにちは、紫音(しおん)です。
前回までの話はここから
数ヶ月経ったある日、手足に蕁麻疹が一気に出て、真っ赤になりました。
お風呂上がりだったので、血行が良くなったのかなーなんて呑気にしていましたが、
とにかく痒い、かゆい、カユイ。
翌朝も痒み・赤み共に引かず、昼休み中に皮膚科へ。
こういう時は、自宅近くのかかりつけの病院にすぐ行ける在宅勤務は有難いですね。
幸い、皮膚科の先生も事態を察して、予約なしでも診療してくださいました。
蕁麻疹という症状は、アレルギーの原因となる食べ物を食べてしまったなど、
明確にわかる理由がない限り、9割ほどが原因不明だそうです。
変わったものは食べいないことと、とにかく痒くて仕事に集中できないと伝え、
塗り薬と、痒み止めの注射を打ってもらってその日はすぐに仕事へ戻りました。
痒み止めの注射は中々強力で、痒みはその日のうちに少しずつ落ち着いてくれました。
掻きむしらなくても済むようになって、肌を労れる程に回復しつつ、
でもまだ腫れて赤い・・・。
結局この腫れと赤みは、出たり引いたり、痒かったり痒くなかったりを繰り返し、
10日間ほど続きました。
この時はまだ、慣れない新しい仕事に疲れていたのかな、
ちょっと自分にご褒美でもあげようかな、なんて気楽に考えていたと思います。
そうやって過ごしている私に、身体は次のSOSをあげるのでした。
次へ続きます。