適応障害と診断されるまで vol.1
こんにちは、紫音(しおん)です。
今日から、適応障害と診断されるまでのお話を書いていこうと思います。
転職した当時、日本はまだコロナ禍で毎日在宅勤務をしていました。
引継ぎ期間の1ヶ月間、担当者と顔を合わせての打ち合わせがたまに入っているだけの、
いわゆるオンライン入社でした。
前職でも毎日在宅勤務だったので特に抵抗はなかったと思います。
ただ、同じ在宅勤務でも転職後の方が少し辛かったかもしれません。
前職ではオフラインからオンラインへの移行で、以下の条件が合致しスムーズでした。
・担当業務に対する経験や知識があった
・仕事で関わる人たちとの人間関係がある程度構築されていた
・出張等でオフィスの外から仕事をするための環境が整っていた
むしろ通勤時間がなくなり、体力が温存できて自由時間が増え、
集中して仕事ができる在宅勤務最高!とさえ思っていました。
そんな楽しい(?)在宅勤務も、転職後は少し感じ方が違ってきます。
先程あげた3つ条件のうち、1つしか揃っていなかったからです。
・担当業務に対する経験や知識があった
→業務の約半分が未経験だった。経験のある業務も会社独自のお作法に不慣れだった。
・仕事で関わる人たちとの人間関係がある程度構築されていた
→どこの部署の誰が担当なのかわからない。他部署の人と仕事をすることが多かった。
とはいえ、コロナ禍でオンライン入社をした人なら誰でも経験すること。
私も直接会えた時に話しかける、チャットなどで声をかけて通話をするなど、
できるだけコミュニケーションを取れるように努力していたつもりです。
不慣れながら新しい職場に慣れようとして数ヶ月が経った時、転機を迎えます。
次へ続きます。