適応障害と診断されるまで vol.7
こんにちは、紫音(しおん)です。
前回のお話はこちらから。
週明け、月曜日は朝イチで新しい業務の顔合わせがあり、
遅刻するわけにはいかないと意気込んでいたせいか、緊張していたのか、
夜中の2時と、アラームより早い時間に2回、目が覚めてしまいました。
睡眠の浅さは気になりつつも、打ち合わせに間に合ってほっとしたところ、
健康診断の結果がオンラインで表示されたと通知が届きます。
結果は、特に異常なしでした。
健康診断の数値が良いということは嬉しい限りですが、
つまりこの体調不良の原因は、1番基本的な検査ではわからないということ。
耳詰まりはあるけど聴力に異常はなく、
呼吸は荒いけど心電図は正常通り、
目眩やふらつきはあるけど血液検査は適正値の範囲内、
吐き気もあるけど内臓に目立った問題はなさそう。
ここまでくると、より詳細な検査か、専門の科に行く必要があるだろうなと。
身体が何度も繰り返しSOSを上げているのだから、流石に行動しようと、
ようやく近くの心療内科を検索し始めました。
特に心当たりもなく、とにかく助けてほしい一心だった私は、
自宅から通いやすそうな、1番近い心療内科の予約をしようとしました。
初診の予約は取りづらそうで、最短で10日後の業務時間中しか空いていません。
ここでふと、
「10日後まで持つか・・・?」
と。
答えはNOでした。
必死で探すと、2日後の業務時間後に予約できる病院を発見し、
藁をも縋る思いで予約をしました。
Web問診票の質問項目の多さにクラクラし、記入するだけでもクタクタになりながら、
やっとの思いで書き上げ、一仕事終えた気分で明後日の診察を待ちました。
次へ続きます。