every cloud has a silver lining

病気でキャリアを挫折した30代女子が人生再起動中

適応障害と診断されるまで vol.4

こんにちは、紫音(しおん)です。

 

前回のお話はこちらから。

self-journal.hatenablog.com

 

 

過呼吸の発作が起きた翌日は、幸いにも仕事が休みだったので、

たくさん泣いて、たくさん寝て、のんびり過ごしていました。

 

 

「何が辛い?」

「何が悲しい?」

「何が苦しい?」

「何が怖い?」

「何が嫌?」

 

 

自分の心に1つ1つ問いかけていきます。

でも、そもそも何を感じているのかさえわからなくなっていたようで、

自分の声を聞こうにも、なかなか聞こえてきません。

何か発作の原因となるようなことが、明確でなくてもあるはずなのに、と

頭で考えても、思考がグルグル回転するだけで、心には響かないままでした。

 

 

この時、「身体のどこかが悪いのかもしれない」という考え方もありました。

過呼吸の症状にある、動悸や吐き気、手足の痺れなどは他の病気でも起きるでしょう。

ちょうど数日前、年に1回の健康診断を受けたばっかりだったので、

結果が返ってくれば、基本的な不安は取り除けるだろうと思っていました。

 

 

つまり、もし異常がなければ、

健康診断ではわからないような身体のトラブルがあるか、心因性か、

はっきり区別ができるということです。

 

 

そんな私の思考とは裏腹に、身体はどんどん悲鳴を上げていきます。

蕁麻疹、過呼吸に続く、3つ目のSOSでした。

 

 

次へ続きます。