適応障害で休職したことの報告 vol.7
こんにちは、紫音(しおん)です。
前回のお話はこちらから。
フラフラした頭で、カフェインを摂取しながら通い続けたダンスレッスン。
頑張りが伝わったのか、先生からステージへの出演依頼を頂きます。
昨年も参加させて頂いた舞台で、とても楽しかったのですが、
1曲踊っただけで息が切れてしまう現状では、
とてもステージを務めることは難しいと思い、迷惑をおかけする前に
予定が合わないと理由を付けてお断りをしました。
ステージには参加しませんでしたが、レッスンだけは欠席しないように
ギリギリまで仮眠をしたり、時々遅刻をしながらも何とか頑張っていると、
先生から新しいプロジェクトのお声かけを頂きます。
大手企業のCMなどをプロデュースする映像監督指揮の元、
ダンスを世界へ発信していく動画を、スタジオの周年記念として作成するから、
ぜひその映像に出演してもらいたいと。
これは非常に光栄で、お話を頂いた時は本当に嬉しかったです。
新進気鋭のCM監督が実際に現場で使う機材で撮影する映像。
プロの作品作りが見られる貴重な機会ですし、素晴らしい作品になるでしょう。
スタジオとしても、インストラクターやダンスを本業にされている方が出演し、
設立記念を祝う一大プロジェクトで、先生も気合い十分。
私はもちろんその他大勢ですが、関われること自体が有難いですし、
2ヶ月先のことで、エキストラとして数十秒程度の撮影であれば、
撮影時間も長くなく準備期間もあり、参加できるのではないか。
そう思った私は、このオファーを受けることにしました。
次へ続きます。