適応障害と服薬治療 vol.1
こんにちは、紫音(しおん)です。
前回までのシリーズはこちらから。
前回までのお話で、適応障害に加え、甲状腺機能低下症と鉄欠乏性貧血の治療を
合わせて行っていくことになったことをお伝えしました。
今回は、実際の治療内容について書いていきたいと思います。
今でこそ治療に必要なものとして理解していますが、
海外生活で病院に行かないことに慣れてしまい、
ちょっとくらいの体調不良は免疫力で何とかなると思っていたワタクシ。
どんな病気では服薬にはとても抵抗がありました。
特に心療内科の薬には酷く抵抗があり、
・薬漬けにされるんじゃないか?
・判断力が鈍って医師の言いなりになるんじゃないか?
・騙されるんじゃないか?
・脳がおかしくなるんじゃないか?
・少し休めばすぐに良くなるだろうし薬なんて不要なんじゃないか?
といったような偏見でしかない不安を抱えていました。
要するに治療方法に対する無知から来るもので、
わからないものは誰でも怖い→不安になってしまうのは仕方ないことです。
当時の私と同じように服薬に関して不安を抱えている方や、
服薬治療をされている方が周囲にいらっしゃる方など、
少しでも理解を得られて不安が軽減されるといいなぁと思っています。
同じ適応障害と言っても治療内容は患者さん1人1人異なりますし、
医師の治療方針によっても内容は変わってくることをご理解頂いた上で、
あくまでも1人の患者の症例として読んで頂けると嬉しいです。
次へ続きます。