適応障害で休職するまで vol.4
こんにちは、紫音(しおん)です。
前回のお話はこちらから。
火曜日、昨日早起きしたせいかぐっすり寝てしまい、
目覚ましの音にも気づかないほどでした。
今なら、「1日働いただけで疲れ切ってしまう程身体が悲鳴を上げている」
とわかりますが、当時の私は事の重大さを全くわかっていません。
薬のお陰で仕事は進められているものの、疲れやすさと思考力低下に加えて、
集中力も低下していることに気がつく程度です。
そんな状態で迎えた2回目の診察。
先生「休職の話は会社にしましたか?」
私 「えっ、していません。(あれ、するんだっけ?)」
先生「見通しの良い環境に身を置くことが重要です。そこから始めましょう。」
私 「いやでも休職はちょっと・・・」
先生「どういう抵抗がありますか?」
今迄漠然とした不安や恐怖心はありましたが、問診で改めて言語化する機会を頂き、
自分なりに考えてみると、このようなことを思っていました。
・新しい仕事が始まったばかりで休職するなんて言い辛い
・職場で使えない人だと思われるんじゃないかと不安
・薬を飲んだら少し楽になったのでこのまま働けるかもしれない
・でも新しいPJの内容が中々頭に入ってこないから働き続けるのも不安
・そもそもこの先どうやって生きていったらいいのかわからない
・・・・・。
このような内容をお伝えすると、先生は
「今は思考力が落ちているから、現在の頭で将来のことを考えても無駄です」と一蹴。
「まずはご自身が病気であることを認めて下さい」とのことで、
私の小さなエゴは打ち砕かれて診察室を後にしました。
次へ続きます。